「パラレラ」と「ワンツー」

パラレラ」とはポルトガル語で「平行」という意味があります。サイドラインとボールが平行ということ、つまり「パラレラ」という動きは、サイドラインと平行に出されたボールを受ける動きを指します。しかし、縦パスを全部パラレラと呼ぶわけではなく、主にサイドライン際で縦パスを呼び込むような“動き方”をすることをパラレラと呼びます。基本形は図のように中央の選手(フィクソ)がサイドの選手(アラ)に横パスを出し、そこから斜めに走り抜けることで裏のスペースに縦パスを呼び込む2人組のパス交換戦術です。

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パラレラ

黄線:ボールの動き、黒点線:プレイヤーの動き

「ワンツー」と「パラレラ」の違い

上と下の図を比較すると、人が縦に動いて、ボールが斜めに動くのがワンツー。人が斜めに動いて、ボールが縦に動くのがパラレラと言うことが分かります。中央の選手(フィクソ)がサイドの選手(アラ)に横パスを出したときに相手DFが中を切っている場合、フィクソが裏を狙ってそのままパラレラ逆に相手DFが縦を切っている場合、フィクソにボールを戻してアラが縦に抜けてワンツーというイメージです。

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ワンツー

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